Monday, June 06, 2005

『フォーガットン』(映画館)★★

forgotten

「シックス・センス」以来、最も衝撃的なスリラー!!!!
まあ確かにある意味衝撃的でしたがw

僕は脳科学が大好きなので、記憶関連の映画ってついつい観てしまう。
この間観た「バタフライエフェクト」もそうだったし。
こいつも予告で記憶関連の映画らしかったので観に行ったんだけどさあ・・・
見事に騙されました。トレイラーにここまで見事にひっかけられたのは久々だ。
いかん、いかん、このペースで書いてるとネタバレしそうだ。この映画のネタバレ
をすることは死に直結するので、さっさとネタバレモードに突入させていただきます。
とりあえずトレイラー観て、観たくなったとかいう人。悪いことは言いません。
考え直しましょう。

それにしても「ふぉーがっとん」とは間抜けなタイトルだなぁ。原題も「The Forgotten」
なんだけど、カタカナにするだけではとことん間抜けだ。
そして映画の中身も・・・( ̄□ ̄;)

監督/ジョセフ・ルーベン
脚本/ジェラルド・ディペゴ
出演/ジュリアン・ムーア、ドミニク・ウェスト、ゲイリー・シニーズ、アルフレ・ウッダード、ライナス・ローチ、ロバート・ウィズダム、ジェシカ・ヘクト、アンソニー・エドワーズ
 
 
 
 
 
<ネタバレ、マジネタバレ>
 
 
 
 
 
ネタバレモードとはいえおおっぴらには書けないな。
なんか書いたら、俺も中空へと吹っ飛ばされるもんな。
それくらいおバ・・・っつうか彼らが聞いてるかもしれないからこれ以上はいえん。
ネタバレモードなのに、なんも書けん。書けないぞおおおおお。
どうもこの映画を観た記憶を、彼らに持って行かれてしまったみたいです、てへ。

真面目な話、こんなプロット俺でも書ける。いやごめん、逆に書けないかw
序盤は赤いボルボの駐車位置だとか、珈琲を飲んだ飲まないでミスリード
を誘おうとしてるんだけど、早々にドミニク・ウェストと合流して、そこで即ネタバレとは。
信じないかもしれないけど国家じゃない何かとかって、いきなりジュリアン・ムーアが
言っちゃうのはいかがなものなのか?もう少し引っ張れよおい。
それ以前にもっとオチを真剣に考えろや!最初にまわりの人間の記憶が
書き換えられるというアイデアが浮かんでから、まとめられなくてこのオチを後で
考えたとしか思えない。先にあの吹っ飛び映像がやりたい!ってのから
スタートしたってんなら、そりゃ神だがw
まあそんなわけで早々にネタが見えてしまってからは、もうおバ・・・・を
いかに楽しむかに専念しましたよ。それはそれで面白かったですけどね。
邦画で散々鍛えられてますから(^^;

とりあえず「シックスセンス」と比較してくる映画には注意しませう。
「サイン」はまだ観てないんすけどね。

| | Comments (106) | TrackBack (1)

Thursday, May 26, 2005

『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』(映画館)★★★

remoni

あーさかのぼること数週間前、なんだか黄金週間とかいうのがあったはず
なんですが、覚えてらっしゃいますかね?
その時分はなんだか例年になく新作映画がショボかったんですよ。
邦画は面白そうな新作なし。仕方がないから真下でいいやとも思っていたん
だけども、始まるのが黄金週間のケツだったりで、全くつかえん。仕方なしに
洋画に目を向けると「シャル・ウィ・ダンス?」「ハイド・アンド・シーク」だの
ピリッとしないラインナップ。ゲテモノ食いで「コックリさん」にでも走れれば、
まだ良かったんだけど、怖いのはやっぱり苦手なのです。

そんなわけでソフトランディング路線つーことで、柄にもなく「レモニーなんちゃら」を
観てきました。ドリームワークスの映画なんていつぶりでしょうか。
つーかタイトルが未だに覚えられません。原作邦題は「世にも不幸なできごと」、
映画は「世にも不幸せな物語」、タモリがやってるのは「世にも奇妙な物語」。
やっぱ邦題って大事だよね。もうちっと考えてつけよーぜと。
ああ、内容はぼちぼちでした。レンタルでだらだらっと観てください。

監督/ブラッド・シルバーリング
脚本/ロバート・ゴードン
出演/ジム・キャリー、メリル・ストリープ、エミリー・ブラウニング、リーアム・エイケン、カラ・ホフマン、シェルビー・ホフマン、ティモシー・スポール、ビリー・コノリー、ルイス・ガスマン、ジェニファー・クーリッジ、キャサリン・オハラ、セドリック・ジ・エンターテイナー、ジェーン・アダムス、クレイグ・ファーガソン、ジェイミー・ハリス、ダスティン・ホフマン、ジュード・ロウ
 
 
 
 
 
<ネタバレというほどでもないが>
 
 
 
 
 
とりあえず、言いたいことを最初に言っておこう。
「エミリー・ブラウニングはかわいい!」

まあここさえ共感してくれれば、僕はもう満足なので、あとはどーでもいいや。
ジムキャリーの演技がどうだのとかいう講釈は別にいいし、ジュード・ロウが
ナレーションやっていたって、英語聞き取ってるわけじゃねー奴にとっては
エンドロールで観るまで気づかねえし。(もち僕含む)

ああ、思い出した。黄金週間のことだから記憶が薄れていたんだけど、
この映画のエンドロールはマジ長かった。マトリックス級の長さ。
マトリックスのように文字だけで長いのとは違い、この映画の世界観を象徴する
凝りに凝ったエンドロールではあるんだけど、いかんせん長い。
作品自体は悪くないし、エンドロールの出来も悪くないんだけど、映画の印象の
大半はラストで決まるわけで、ここまでエンドロールに強さを与えてしまうのは、
あまりよろしくない。たとえそれが素晴らしい出来でも、本編の印象を薄れさせるし、
やはりエンドロールなんてのはおまけなのだから。

もっともエンドロールの出来で本編の印象が薄れてしまうのは、それだけ本編が
インパクト薄の内容であったとも言える。
脚本がいまいちだったのは確かだし、後半テンポが悪くなったことも否めない。
脚本は物語全体の事件であった火事事件だの、望遠鏡だのの謎がきっちりと
解決されてないし、テンポももっとシンプルに3人姉弟の冒険活劇色を強めて、
そこに毒を入れ込むつくりでやっていれば、より面白くなっていたんでは
ないかと思う。

原作がしっかりしているだけに、主要人物のキャラクター作りは良かった。
エミリー・ブラウニング、リーアム・エイケンも良い雰囲気を持っていたし、
メリル・ストリープの作品を締める力は相変わらずだし。
世界観がしっかりしていただけに、なんとも惜しい出来というのが全体の印象かな。

まあ、たまにはこんな普通の映画を観るのも悪くはなかった。

| | Comments (88) | TrackBack (2)

Sunday, April 24, 2005

『インファナルアフェアIII 終極無間』(映画館)★★★

『インファナルアフェアIII 終極無間』★★★

infernal_affairs_3


「あずみ2」があまりにアレだったので、お口直しに次の日も映画館へGO。
1を観て、こいつは邦画にも応用できる作品だな~と感心させられた
「インファナル・アフェア」3部作のラストを飾る3を観てきました。
2をまだ観てなかったので、レンタル屋にダッシュで行って、一応観ました。
2の評価は★★★☆ってところ。ちなみにブログには載ってませんけど、
1は★★★★☆です。僕はゴッドファーザーをリアルタイムで体験した世代
じゃないので、こういう男臭い作品に対する耐性がないってことが、
1が高評価になった一因かなと思ってるんですが、やっぱり2,3を観ると、
1は本当に良くできていたなぁと改めて思いました。

結論からいって3が一番つまらんのですけど、それでもいろいろな
制約条件を考えると、よく踏ん張っているという感じでした。
まだ全然観てない人も、1,2をレンタルで観て、3を映画館で観て締めるなんてのも
いいんじゃないでしょうか。

監督/アンドリュー・ラウ
脚本/アラン・マック
出演/アンディ・ラウ、トニー・レオン、レオン・ライ、ケリー・チャン、アンソニー・ウォン、エリック・ツァン、チャップマン・トウ、サミー・チェン、ショーン・ユー、エディソン・チャン、カリーナ・ラウ、チェン・ダオミン
 
 
 
 
 
<以下ネタバレ>
 
 
 
 
 
結局のところ、1が本編で2はプロローグで、3はエピローグ。
プロローグはアンディ・ラウ、トニー・レオンの若き日+アンソニー・ウォンと
エリック・ツァンという脇役を掘り下げるという形式が取れたので、
充実した内容にできていた。
しかし、エピローグは本編で主要な人物はほとんど死んでしまっているため、
生き残ったアンディ・ラウの完全な後日談。つまりもう話の膨らませようがなかった。
3部作の中で一番苦しい制約を受けていたのである。
そう考えると、ラウの一人称視点に偏らせ、ラウの妄想を使ったミスリード表現の多用
という謎解き映画にしてしまったことも、仕方がないのかなという気もする。

僕個人としては、シリーズを通してアンソニー・ウォンにすっかりはまって
しまったので、もっとアンソニー・ウォンをみたかったのだけど、
3では出番がほとんどなかった。渋いおっさん大好きなんだよなやっぱ。
なんかイニシャルDに藤原文太役で出てるらしいので、観に行っちゃおうかな~。
それにしても、鈴木杏しか日本人の出てないイニシャルDはいったいどんな
仕上がりなんだろね・・・気になりすぎ。

| | Comments (84) | TrackBack (9)

Sunday, February 13, 2005

『スーパーサイズ・ミー』(映画館)★★★

健康診断を終え、ちょっぴり健康意識が増した昼下がり。
中途半端な時間を消化するために映画館へ。
時間的にちょうど「スーパーサイズ・ミー」だけが観られる感じ。
随分前に日記で、こんな映画がアメリカで流行ってるってよーと
紹介したんだっけ。まあたまには洋画でもみますか。

とりあえずこれ観たら「ハンバーガーが無性に食いたくなる」or
「ハンバーガーなんぞ当分食わない」ってなるに決まってるだろうから、
観る前にハンバーガーを食べることに。
でも、もし後者の「ハンバーガーなんぞ当分食わない」になったら、
観る前に食べたハンバーガーが胃の中で暴れそうな気がした。
よって、限りなく健康に近そうなハンバーガーを食べることに。
モスバーガーの匠アボカドWASABIであーる。

takumi

一緒についてくる紙。流石ハンバーガーの匠ともなると、
食い方にまで難癖をつけてくる。バーガーが運ばれてくる前に、
フォークとか並べられるのが大仰ではずい。
このエントリーでは食欲を増進されて難癖つけられても困るので、
匠バーガー画像は載せません。観たい人だけ匠の難癖をクリックしてください。

ちなみに880円。意外にでかいハンバーガーだったし、それなりの
食材なんだろうけど、通常モスの3倍の満足感かと言われると疑問。
ジャンクフードって300円にしてはよく出来てるってことなんだろう。
牛丼も叙々苑で1000円の食ったけど、やっぱ吉牛ラブっすね。

とまあバーガーよりは吉牛が好き。んで吉牛の方がバーガーより
幾分は健康的だろうという根拠のないところで考えを落ち着かせ、
スペイン坂を登り、シネマライズへ。


『スーパーサイズ・ミー』★★★

supersizeme

監督が体を張って、マックのみで1ヶ月過ごす話。
ルールは

1.マックのメニューしか食べちゃ駄目。
2.スーパーサイズ(日本のLの二つぐらい上のサイズ)を勧められたら断らない。
3.メニューは全制覇する。
4.三食必ず食べて、残してはいけない。

わかりやすいし、食は身近な話題だから、それなりにおもろい。
でも別に映画館で観ることはないです。レンタルビデオで十分。
渋谷は3/18までやってるそうなので、時間潰ししたいときにどうぞ。
見終わって気分悪くなっても責任はもちろん取りませんw

監督/モーガン・スパーロック
脚本/モーガン・スパーロック
撮影/スコット・アンブロジー
音楽/スティーヴ・ホロウィッツ、マイケル・パリッシュ
出演/モーガン・スパーロック、Dr.ダリル・アイザックス、Dr.リサ・ガンジュ、Dr.スティーブン・シーゲル、ブリジット・ベネット、アレクサンドラ・ジェイミーソン、ドン・ゴースク
 
 
 
 
 
<以下ネタバレ>
 
 
 
 
 
●超巨大消費システムの怖さ

「ボーリングフォーコロンバイン」と基本的図式は一緒だった。
結局全ては、上の人たちが作り上げたシステムなのであると。
いかにして消費させるか。それに尽きる。
そんじょそこらのシステムより、アメリカジャンクフードが凶悪なのは、
子供の頃からの刷り込み&食文化教育レベルの低さ、
さらにそこに低所得で追い打ちをかけ、選択肢を減らしてしまうという恐ろしさ。

特に給食でもジャンクフードしか選択肢がないのは驚愕もん。
昔は不味!とか文句をたれていたが、日本の給食システムに心から感謝した。
学校の給食の選択肢がレンジでチンしたもんとか、チョコバーしかなくて、
なおかつ自販機で清涼飲料水も買い放題。昼飯食うかどうかも自由。
判断できるだけの教育もせず、間違った選択肢しかない中で
自由とか言われてもね。全て大人の都合で出来ているまったくもって
おっそろしい仕組みであった。
マックが危ねぇなんてところより、このシークエンスが一番面白かった。
やっぱ教育なんだよな。じゃなきゃあんなに太るわけないもん。
そんなにジュース飲んだらやばいに決まってるじゃん。

●ドキュメンタリー映画として

ドキュメンタリー映画としては、ムーアほどの上手さはない。
というか勢いがない。
所々細かい工夫がされていて、きっちりできてはいるけど、
最後は本丸にきっちり攻め込むムーアに対して、こっちは危険とはいえ
結果ミエミエの実験してみて、いやアメリカ人の食に対する認識では、
ミエミエではないのかもしれないが、日本人的にはなんだかスーパーサイズ
がこの映画の影響なのか廃止されたらしいよ程度で終わってしまうから、
盛り上がりにかける。
一応マック広報に電話しまくっていたけど、あれではインパクトは薄い。
まあ思ったより真面目につくってんなって感じだった。

この映画アメリカではムーアの映画ほどではないけど、
興行収入もそれなりに稼いだらしい。それでもこの映画の
いわんとしていることが、必要な人に届いているのかは甚だ疑問だし、
スーパーサイズが廃止されたところで、二つ食えばいいことなわけで(笑)
今までスーパーサイズ食っていた奴が、一つでガマンできるわけがない。
映画でも語られていたけど精神的にも、肉体的にも中毒状態なんだから。
植え付けられた食習慣はそうそう変わるもんじゃない。
日本人が明日から白米危険だから食わないでくださいって言われても
難しいのと同じぐらい、彼らにとっては難しいことなんじゃないかと思うし。

●日本人なら吉牛っしょ

ちなみに僕は元々マックなんて年1,2回食べればいい方。
この映画で感じたのもハンバーガーではなく、むしろ清涼飲料水の
危険性であって、それも全然飲まない派なので、見終わったときの
身近な衝撃度はほとんどなかった。ナゲットは絶対たのまねぇぐらいかな。
(あれ日本もそういうシステムなんだろうか、冷凍食品を含め怖すぎる)
あとは消費システムの一面を観られたというところでは面白かったけど。

 危ない食べ物が売れるシステム
→みんなが太る
→肥満が危険だという恐怖を与えるシステム
→サプリメント、エステ等々が売れる
→それでも危ない食べ物が売れるシステム
→病院が儲かる
→それでもなお危ない食べ物がまだ売れるシステム
→('A`)

ここまでわかりやすい死のシステムではないんだけど、
日本にも見た目は違えど確実にあって、かなりアメリカ化してきてる。
いかにして必要ないものを売りつけるかで、みんな苦心して戦っている
のだから、導き出される答えが似てくるのは当然のこと。
広告屋の作った偽りのブームと、みのもんたの影響は恐ろしいのです。
かくいう僕もコエンザイムQ10のアンチエイジングに
興味を示している今日この頃。その前にちったぁ運動でもせいと。


■違う視点の記事(リンク)

30日間マクドナルド生活
日本で30日マックをした記録。まあそうだよね。節度を持ってやれば、
こんなもんだろ。映画でもビッグマッカー?は元気だったし。
ポテト、ジュース、量の多さがやばいんだもん。
あとは日本とアメリカでは成分、製法が違っているからか?
いや違っていて欲しい、マジで。特にナゲットね(^^;
メニュー別栄養情報
ジャポンの本丸の栄養情報ページ。
糖質じゃなくて炭水化物って載せるとちょっと大丈夫なように
感じるのは僕だけ?シェイクやばっ!
破滅をかけたぎりぎりの賭けだった「スーパーサイズ・ミー」
そうかぁ・・・どうもこんな無理をやるような人物には見えなかったんで、
何がここまでと思っていたんだが、こゆことか。
そういや制作費30万ドルらしい。むしろこれだけのことで30万ドルも
かかるのかよ!って思ったけどw
ご利用は性格的に生の大仏
スパーロックの彼女さぁ。ぶっちゃけありえなーい。アメリカには極端な人
しかいないんじゃないかと錯覚した。
スーパーサイズ・ミー無業者、いわゆるニート
ああああーーーー確かにそうだった!思い出した。
確かに日能研でマックデリバリー俺らの頃からあったよ。
500円ごとにくれる銀削りをみんなでパターン解析して、
完璧に当たりを出せるようにしたりしてたなぁ。
当たると500円もらえたりして、小学生的には潤った。
アメリカ発信の健康ブームニュースは良く聞くだけに、
食の階級差が激しすぎるんだろうなぁ。
スーパーサイズ・ミー☆さおりん☆怒涛☆日記帳
小スーパーサイズミーいつか...を夢見て
アメリカいったら10㎏太ったというお話。
日本との違いは手軽に食えるもん=やばいもんってことなのか。
スーパーサイズ・ミーFOR BRILLIANT FUTURE
世界中にアメリカ流生活の押しつけが行われている。
そういえばトリビアの泉で
「スフィンクスの目の前にはケンタッキーとピザハットがある」
というのがあったなぁ。→トリビアの泉検証VTR

| | Comments (81) | TrackBack (15)

Saturday, December 25, 2004

『The Load of the Rings Trilogy』★★★☆

いい加減観ておこうかなと休日を利用して、
9時間ぶっ通しでロードオブザリングを一気に鑑賞。

ロード・オブ・ザ・リング コレクターズ・エディション トリロジーBOX セット

確かに凄い映画だった。
間違いなく映画史にその名を刻む作品だと思う。

●『ロードオブザリング~旅の仲間~』★★★☆

これ劇場で観てたら、間違いなく切れてただろうな。
ここで終わりかよ!一年待てってマジかよ!と。
三作の中では一番スペクタクル度は低い作品だが、フロドが
指輪に冒される前の人間性だとかの、シリーズ通しての重要な
部分を多く含んでいるし、第1章として最初の設定説明をしなくては
ならない割には話もよくまとまっている。
三作の中で脚本が一番良くできてるのはこれだと思う。

●『ロードオブザリング~二つの塔~』★★★☆

一番好きなのはコレ。そもそもヘルム峡谷の戦いを
地上波でちらっと観たのが、今回のぶっ通し鑑賞の発端。
9時間通して観た後、一番熱かったと感じたのもこのヘルム峡谷
の戦いだった。ヴィゴ・モーテンセンとオーランド・ブルームが格好良すぎ。
2はカタルシスがしっかりあって、区切り方が1よりもまともなので、
これなら1年はなんとか待てそう(笑)

●『ロードオブザリング~王の帰還~』★★★

シリーズ最長の3時間30分の超大作だが、それでも時間が足らないのが
ありありとわかる。エピソードをカットせずに無理矢理詰め込んだ感たっぷり。
これは5時間はないと無理だろう。そういう意味でシリーズ中最も原作が
読みたくなる映画。説明不足のシーンが多すぎる。
三作中一番映画としては良くないとは思うが、それでもなんとかゴール
してることは賞賛に値すると思う。
にしても幽霊強すぎ、ガンダルフ弱体化しすぎ(笑)

●『ロードオブザリングトリロジー』★★★☆

9時間といえば日本の連ドラの標準的サイズと同じ。
同じ9時間でも、これほど質に違いがある。
当然土俵が違うし、かかってる金が違いすぎるということも
あるが、僕がこの作品が真に素晴らしいと思うのは、
制作者の情熱と原作への思い入れがハンパじゃないと
いうことである。連ドラも一度でいいからこれくらい情熱
ほとばしる作品を作って欲しい。手間を出来る限り省き、
時間をかけずに作り続けるスタイルばかりでは息詰まるのは当然なのだ。
原作のチョイスだって流行ってるから、数字が取れそうだから
ばかりで選ぶから、今ひとつ物足りない出来のものばかり量産してしまうのだ。
連ドラオタの戯れ言になってきたので、この辺で・・・


監督/ピーター・ジャクソン
脚本/ピーター・ジャクソン、フラン・ウォルシュ、フィリッパ・ボーエンズ、スティーブン・シンクレア
原作/J・R・R・トールキン
撮影/アンドリュー・レズニー
出演/イライジャ・ウッド、ビリー・ボイド、ドミニク・モナハン、ショーン・アスティン、イアン・マッケラン、イアン・ホルム、ヴィゴー・モーテンセン、オーランド・ブルーム、リブ・タイラー、クリストファー・リー、ケイト・ブランシェット、ショーン・ビーン、ジョン・リス・デイヴィス、アンディ・サーキス、ヒューゴ・ウィービング、マートン・ソーカス

| | Comments (82) | TrackBack (0)

Sunday, August 01, 2004

『マッハ!』(映画館)★★★★

『マッハ!(ONG-BAK)』★★★★

マッハ ! プレミアム・エディション

主演トニー・ジャーの超絶アクションを素直に堪能。
ブルース・リーやジャッキー全盛期と比べたくなるけど、
その必要はない。両方とももう存在してないんだから。
アクション好きはとりあえず見に行くべし。
ちなみに一見バカ映画っぽいけど、コメディシーンは全然ない。
そういう意味ではかなり生真面目なアクション映画。

監督:プラッチャヤー・ピンゲーオ
キャスト:トニー・ジャー、ベットターイ・ウォンカムラオ、ブマワーリー・ヨートガモン


(以下ネタバレあり)


一つ:CGを使いません。

二つ:死んでもワイヤーは使いません。絶対!!

三つ:主役は俺(トニー・ジャー)だ!スタントマンは使いません。

四つ:早回しを使いません。

五つ:最強の格闘技ムエタイで闘います。

このトレーラーを映画館で見たときから、見に行くと決めてました。
うまいこと今の時代を捉えたコピーですよ。アホっぽいのもいい。
(オフィシャルでもトレーラーは見られます。)
実際に宣伝に偽りなしの超アクション映画。
見終わった時、なんか知らんけど笑いがこみ上げてきたからね。
もう何か凄すぎて(笑)

最初はいつになったらアクションはじまんのーって感じで、
テンポの悪さにいらついていたんだけど、
ひとたび始まると、アクションが止まらない。
そのまま最後まで強烈なアクションで突っ走る。
一番印象に残った凄いアクションシーンは、最初の山場である
無意味にアクロバットしながらの逃亡シーン。
こんな凄いシーンは今まで見たことがないです。
このシーンだけでも、金払って見に行く価値があると思う。
その後も何が出るんだ?何が出るんだ?と期待感が最後まで続き、
見終わる頃にはアクションでお腹いっぱい。
やっぱりガチンコってのは凄い。いくらCGで大災害を作り出しても、
トニー・ジャーの蹴りをマジで受けるやられ役の痛みにはかなわないもん(笑)
ほんとごちそうさまでした。

そんなわけでアクションは見応え満点。
ただし、ストーリーはとってもチープ。
んなこたぁ関係ないだろという意見もあると思う。
ただでさえこの映画は、今のアクション映画へのアンチテーゼ的作品であり、
その一芸にかけたというスタンスなのだし。
でも、もっと見せ方、ストーリーを工夫すれば、
語り継がれる名作になりうる可能性は間違いなくあったはず。
そういうもったいないなぁ感に私は敏感なのです。

だから映画全体としての完成度への不満と、
ほとばしる制作サイドの情熱、今後への期待も込めて★4つ。

| | Comments (21) | TrackBack (0)

Saturday, July 03, 2004

『Harry Potterな夜』★★★&★★★☆

ハリー・ポッターみたことないのはやっぱダメっつうことで、
3も公開されたし、『賢者の石』、『秘密の部屋』を鑑賞。

ハリー・ポッターと賢者の石 特別版ハリー・ポッターと秘密の部屋 特別版

全然期待してなかったこともあるんだろうけど、悪くない。
映像と音楽が作り出す世界観は、かなり好きな部類に入る。
FFとかやりたくなる感じ。でも、最近のFFってこういう世界観じゃないんだよね。
これくらいファンタジーしてるFFならやってみたいな。
やっぱりファンタジー系好きみたいだ。

映画の出来としては、1より2の方が良かったかな。
伏線の張り方とかが2の方が好み。やっぱり1は最初の設定説明がある分、
ちょっと流れに無理があるように感じた。
もっとも、どっちもあの分厚い本を2時間30分でやってしまおうってんだから、
やっぱり無理がある。原作を知っていて、その映像化というメディアミックスで
考えると悪くないのだろうけど。
例えば映画では、クィディッチというゲームのルールが、
やたらバランスが悪く感じたのだけど、原作によると実は3ヶ月も続くことが
あるぐらいのゲームで、ゲームエンドの力があるシーカーには駆け引きが
必要らしいと知り、なるほどなぁと納得した。

こういう原作との比較ってのは映画批評の永遠の課題のひとつで、
ここを加味し出すと、話は一向に落ち着きやしない。
もっとも、あんな分厚い本を読むほど暇じゃないんだよね(^^;
ちょっと読んでみたいとは思ったけど。
まあ、映画単体でもそれなりに楽しめるのと、
登場人物のキャラクター性、魅力が高いこと、
あとエマ・ワトソンのキュートさを高く評価しておく(笑)

『ハリー・ポッターと賢者の石 (Harry Potter and the Philosopher's Stone)』
★★★(あんまり期待しないで見る分には悪くない)
『ハリー・ポッターと秘密の部屋 (Harry Potter and the Chamber of Secrets)』
★★★☆(1よりお話が面白い)

| | Comments (17) | TrackBack (1)