Sunday, June 11, 2006

『初恋』★★~映画女優であるということ~

『初恋』★★

Newhatukoib

監督:塙幸成
出演:宮崎あおい、小出恵介、宮崎将、小嶺麗奈、青木崇高、柄本佑、松浦祐也、藤村俊二

今年4本目の宮崎あおい主演映画鑑賞。
そろそろ当たりをひかせてくれても良さそうなものだが、今回も映画の神様は
僕のそんな淡い期待をハンマーで叩き壊していったのだった。

『以下感想文要約』
1.60年代という時代の描き方は及第点。まあそれなりに趣がある。
2.物語としては構造、仕掛けなどが弱い。つまり平坦で退屈するかも。
3.宮崎あおいや、小出君のファンだとか言うなら、まあ観られる映画。
 
 
 
 
 
以下若干のネタバレを含む
 
 
 
 
 

●「初恋」それは60年代後期を舞台にした映画

今回、宮崎あおい映画にしては珍しく、宣伝をやたらとうっている。
GAGAもUSENになってすっかり様変わりしたらしい。
この映画が「初恋」というタイトルに似つかわしくない、3億円事件を
題材にした60年代後期の話で、しかも宮崎あおいが実は
3億円事件の犯人であるというストーリーは皆が知ったうえで
この映画は鑑賞される。

60年代後期は学生運動あり、アメリカに影響を受けたエキセントリックな
風俗ありで、若者を描く題材としては、実に映画的に画になるものであり、
これをとって画的によろしくないなんてことは・・・まずないだろう。
まったりとした学生生活で、これといった刺激もない今の世代から観ると、
興味深い話も多いだろうし、お話としてもいかようにも魅力的に作れるはずだろう。

実際に映画の中に出てくる風俗やら学生運動は、それなりに趣がある
ものに仕上がっているし、60年代を描きましたという観点からは
及第点であったと思う。もちろんこれは「初恋」の映画なので、
60年代はこの映画に関しては核ではない。舞台装置である。

●そう、これは「初恋」の映画だった

だが気づくと、60年代のニヒリズムいっぱいの若者たちと、
なんとか孤独から脱したい少女のゆるい物語を眺めて、長い時間が経っていた。
そう、そういえばこれって「初恋」の映画だったよな?

Bでの出会いのシーンや、補導されそうになるシーンなどで、
一応の伏線みたいなものはあるにはあるのだが、核部分の話が
あまりに平坦に進んでいき、それとはまったくリンクしないところで
Bの仲間達の話がでてきて、これまたそれとはあまりリンクしないところで
三億円事件の話が進行し、核であるはずの「初恋」はどんどんぼやけて
いってしまう。

最大の原因は、みすず、岸のバックグラウンドの描き方が甘すぎたこと。
アニキの亮とかのバックグラウンド描く余裕があるなら、もっと二人の
バックグラウンドを突っ込んで描くべきだろう。特にみすずに関しては
家庭や学校での孤立はそれなりに伝わってきたが、何故そのあとの
Bの仲間との交流をもう少し描かないのか?そうした部分の描き方が
凄く下手であるがために、終結部分でのギャップが小さくなるから、
物語としての面白みがない。

●そういえばこれは3億円事件の映画でもあった

そうそう、これは女子高生が実は3億円事件の犯人だった
という突飛な設定の映画でもあった。
事件の顛末はここに書くことはしないが、こちらは映画的には
凄くちゃっちい。だが、そこが確かにフィクションっぽくないともいえなくもないし、
「初恋」に突き動かされたという動機もそれなりに納得できる部分がある。
とはいえ、あまりにも間延びした描き方をしているので、緊迫感がなく
せっかくの題材をふいにしてしまっている印象が大きかった。
事件内容はある程度皆が知って観ているし、確かにクライムサスペンス
じゃないのだが、映画全体にあまりにメリハリがなかったので、
せめてここで付けてあげればいいのにと思ってしまった。

●「初恋」~宮崎あおいという映画女優~

いろんな題材を薄くして貼り合わせたような映画だった。
そして、映画として押さえるべきツボを押さえていない。
特に映画として終結部の出来がよろしくないのは致命的。
みすずがランボーの詩集の文を見つけるシーンで、今までの空気を
ぶち壊すような音楽を大きく流すのも興ざめだし、ラストにそれぞれの
その後をああいう形で出す必要性もまるでない。
最後まで題材ごとのバランスと融合がうまくいかない作品だった。
画自体は悪くなかったし、流行の情動をわかりやすく表現する純愛映画には
なっていなかっただけに、もったいなかった。

とまあここまで感想を書いたところで、今年の宮崎あおいの映画の
批判の中心にある部分があまりに似通っていることに気づく。
どれもこれも脚本がどーにもこーにもつまらないのだ。
(いや別に今年に限ったことじゃないだろとか言わないように・・・)

確かに宮崎あおいという女優は今や日本映画の看板女優である。
画面に出ているだけで、それなりの空気感を作り、映画っぽくしてくれる。
そういった才能を持った女優はそうそういるものではない。
しかしそうであるが故に、宮崎あおいを起用する映画というのは、
映画っぽい映画を狙ったスカした映画が多い気がする。
悪く言うなら旧態依然とした中身のない日本映画になっていて、
結果として、宮崎あおいのイメージビデオみたいとか言われる映画が
量産されている。

ただ他にも日本映画を彩る映画女優はたくさんいるし、他の映画女優には
それなりの映画がきて、宮崎あおいにこないのは何故なのか?
思い当たる差異は、宮崎あおいが少女っぽさと、透明感のある暗さをウリ
にしている点ぐらいしか思いつかない。そのウリが役どころを狭め、
このような状況になっているとするなら不幸としか言いようがない。

とはいえ宮崎あおいも20歳になり、そろそろ役の幅を考えて行かなくては
ならないだろう。ハチ役も一見新境地のようでもあったが、「パコダテ人」の
流れを汲んだものと言えなくもないので、まだまだ違う役どころを開拓して
いかなくてはならないし、そうすることで、いい加減良い映画に巡り会える
かもしれない。
僕としては、宮崎あおいの自然な役作りを最大限に活かした映画が
観てみたいので、テイストとしては「好きだ、」のような映画で、
なおかつ中身がしっかりしているものを期待している。
だから、別に役の幅なんてそんなに広げなくいいと思っているのだが、
そんな映画は良質な映画はそもそも年に1,2本世に出れば良い方で、
待つのには忍耐、あたるのには運、さらに映画女優であり続けることも必要である。
その道のりは果てしなく遠い・・・

「ギミーヘブン」「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」「好きだ、」「初恋」と4本が終わり、
宮崎あおいのビッグイヤーもあとは「ただ、君を愛してる」を残すのみ。
最後の一本ぐらいはなんとかして欲しいものだし、今年唯一のメジャー系映画である。
ただよりによって何故東映というメジャーを選んじゃうかな。東宝にしとけばいいのに・・・

当初は5本の中で一番期待していない映画だったが、いよいよこんなベタベタの
純愛映画が意外といけるんじゃないかなどと、思ってみたり・・・
これだけは、マーケットに求められる宮崎あおい像から作る映画ではなく、
純愛映画ブームというマーケットから作られる映画だし。
映画の神様にそう問いかけてみるんだけど、神様は純愛ブームってまだあるの?
とか言ってきそうな予感でいっぱいである。
とりあえずは10月28日まで、しばしのおやすみ。

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Sunday, March 12, 2006

『ニライカナイからの手紙』★★★☆

本当にやるべきことなのかどうかは謎だが、どうもやるべきことらしいことが
増えてくると、それに刃向かってブログとか更新したくなる、
そんな今日この頃です。
そゆときは、勝手にプチイベントを開催したくなるのも世の常です。

そんなわけで勝手に蒼井優オールナイトを開催。

一本目は買ったまま見事に放置していたDVDの山から発掘した

『ニライカナイからの手紙』★★★☆

ニライカナイからの手紙

沖縄竹富島で暮らす風希(蒼井優)と母(南果歩)。
6歳のとき風希を残し、母は東京へと行ってしまう。
それ以来ずっとおじい(平良進)と二人で竹富島に住む風希の心の支えは
誕生日に届く母からの手紙だった・・・

監督:熊澤尚人
出演:蒼井優、平良進、南果歩、金井勇太、 かわい瞳、比嘉愛未、斎藤歩、前田吟


沖縄モノと呼ばれるジャンルはもはや韓流並に定着したんじゃないだろうか?
何故ここまで沖縄、正確には沖縄の離島モノが持てはやされるかというと、
それは決まって人里離れたところにいって殺人事件に出くわしてしまう
金田一少年と同じ原理で、そこには現代の一般人から観れば現実的じゃない
ことが成立してしまうからに他ならない。
沖縄モノが優れているのは、現実離れしてはいるが、それが実在するらしい
という漠然とした地続きの期待感を観るモノに残していけることだ。
最も実在したとしてもその恩恵を授かることは実際にはほぼないんだけど。
でもそういうことが今もどうやらあるらしいというのが救いになる。
この辺が同じような現実逃避でも「ALWAYS三丁目の夕日」のような
ノスタルジー系と決定的に違う。

この作品でも従来の沖縄モノのツボを確実に抑えた構成になっており、
主人公が決定的に凹むシーンで、沖縄のあり得ない優しさが主人公を救う。
あのシーンは沖縄でなければ成立しない。
演出的にも”陽光”という印象の画面が終始続く。主人公が凹むシーン以外
はほとんど夜のシーンはなく、温かい光が差し込むシーンがやたらと多い。
こうした暖かみをこれでもかと重視した演出は、この映画の目的に
沿ったもので好感が持てた。

沖縄モノでありながら、もう一つの舞台となっている東京でもそれなりの
癒しを提供しているあたりも徹底している。最初ぶっきらぼうだった
元アシスタントが、なんだかんだいって主人公をサポートしてくれたりするなど、
都会でもちゃんと優しさはあるんだよという救いも一応提示している。
この辺は都会はただ冷たいモノという単純な対比構造が多かった
沖縄モノの中では、珍しいタッチだったかもしれない。

キャストも今や日本映画の隠れた顔になりつつある蒼井優の存在感は
申し分なく、平良進とか沖縄の人たちの演技なのか演技じゃないのか
わからないあの素っぽさも、沖縄映画ならではの味を確実に出している。

ここまで書いてきたことプラス母の無償の愛までもがセットでついてくるわけで、
この映画は泣ける癒し系沖縄映画という役割を、あらゆる面から
果たそうとしてくれている映画になっている。これだけ徹底的にやられると
もはや降参するより他ない。

蒼井優は、初単独主演作としてなかなかの映画をひいてこれたようだ。

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Tuesday, February 14, 2006

『パッチギ!』★★★☆

パッチギ ! スタンダード・エディション

舞台は1968年、京都。若者の恋と喧噪を軸にし、日本と朝鮮の問題を
交えつつ、そのエネルギーを見せつける青春映画。

監督:井筒和幸
出演:塩谷瞬 、高岡蒼佑 、沢尻エリカ 、楊原京子 、尾上寛之


途中までは何故この映画が映画賞を取りまくり、
沢尻エリカが新人賞を取りまくりなのか疑問で仕方がなかったが、
ラストシーンの沢尻エリカを観て、後者については合点がいった。
それまで映画の中で露出を控えていたのが、このシーンの為にあったのか
という定番といえば定番のやり方なんだけど、それをちゃんと実行できている。
全然好きじゃなかった井筒監督を見直した瞬間だった。

ただ作品として1位をあげるような作品かと言われれば首をかしげざるを得ない。
こういう題材をやるとそれだけで評価されるのかな?実際は安いロミオと
ジュリエットをやるためだけの舞台装置でしかないのに。

確かに青春映画にアクセントを加えたという意味では、
それらの要素はうまく働いていた。
キャスト・フォーククルセイダーズ・朝鮮問題と下地だけは実によくそろっている。
その上に作られたものは平凡であっても、準備は良くできている。
準備の段階で失敗している映画なんて死ぬほど
あるのだから、これは青春映画としてはなかなかの映画だとは思う。

井筒監督ははっきりいって好きじゃないが、この映画は他の井筒作品よりは
ずっと痛みが少なく、観るモノに優しい作品であることは間違いない。
この作品で井筒すげーなあと思った人は、過去の井筒作品を観てみれば、
僕の言っていることがわかると思う。
爽やかな想いに浸っていたいなら、もちろんやめたほうがいいけど。

僕としても沢尻エリカの好印象のまま、ここで記憶をクローズしたいので、
間違っても続編なんて作らないで欲しい。そもそもこの題材で2はあり得ないし、
勢いこそが武器である井筒映画に続編は無理だろう。
この映画はあくまで、準備が良くできていた映画だったのだということを
忘れてはならない。

まあ、でも本人がもうやるって言っちゃてるし、公開カレンダーにも
載っかっちゃってるからなあ。

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Sunday, February 12, 2006

1日4本映画館で映画を観るとどうなるか?『春の居場所』→『サイレン』→『燃ゆるとき』→『男たちの大和』

答え=意外とハイテンション

もっともこれは僕の映画集中力が下がってきてるせいもある。
以前はもっと集中して映画を観ていた。
映画館に行くことそのものがもっと特別であった頃は、
一回観ただけでも映画の細部まで記憶できていたものだ。

つまりそれくらい集中して観ていたわけで、
ハイテンションなんてことはなく、もうぐったりだった。
1日3本なんて見たら頭痛は確実で、
ナロンエースは僕にとって映画館に行くときには
なくてはならないお供だったのである。

もちろん今でもナロンエースのお世話にはよくなるのだが、
以前よりはだいぶ減った気がする。
最近は妙な鑑賞体力がついたという面もあったりするけど。
舞台挨拶に行くようになってから、昔は決して座らなかった
鑑賞するのにベターとさえ言えない席で鑑賞する機会が多い。
昔は後方ど真ん中を何がなんでも死守していたものだが、
本当に妙な体力がついてしまった。

東京国際映画祭で体験した六本木ヒルズ7番スクリーン最前列
なんかは脅威ポジションで、あれを経験すれば大抵の
ポジションはこなせる気がするw
鑑賞ポジションの限界に挑戦したい人は是非どうぞ。
アイマックス+見上げる席は間違いなく通常の3倍疲れます。


何はともあれ1日4本映画館鑑賞の自己新記録を樹立。
建国記念日に公開になった邦画を公開日に一気に制圧できたし、
ホントは最初の2本でやめるところを、男臭い映画を観て修正してこいと
背中を押してくれた友人には微妙に感謝したい。


●1本目
『春の居場所』★★☆
春の居場所

鷺澤萌の絶筆となった作品を映画化。
高校2年の冬を題材にした青春映画。

監督:秋原正俊
出演:堀北真希 、細山田隆人 、柳沢なな 、城咲仁 、佐藤藍子

だらだらとした小品青春映画である。
前半は鷺澤萌の繊細さが活きているシーンがそれなりにあり悪くないが、
終盤はその空気を維持できず、失速感が大きい。
またカメラの画質がやたら荒かったり、ロケーションの細部の
こだわりが不足していたりと、予算ない感が出過ぎている。
堀北真希などキャストの素材はそれなりであったし、
いくつか良いシーンもあっただけに、もったいない。

まあ堀北真希が大人になったら佐藤藍子ってのは、
大人になったら内山理名(「深紅」)よりはマシだったかもしれない。

●2本目
『サイレン』★★☆
サイレン

同名ゲームを題材に「ケイゾク」「トリック」の堤幸彦が監督した新感覚スリラー。
29年前に謎の失踪事件が起きた島で怪現象に巻き込まれていく話。

監督:堤幸彦
出演:市川由衣 、森本レオ 、田中直樹 、阿部寛 、西田尚美

ホラー映画は大っ嫌いな僕が勇気を振り絞り鑑賞。
堤幸彦が撮るホラーってどんなものか?という興味を持ってみたのだけど、
正直たいしたことなかった。
やってることは安いホラーと一緒で、深みのあるじわじわとした怖さはない。
映像的にびっくりはさせられるんだけど、あくまで直接的な表現。
ウリであった5.1chを駆使した立体的な音による恐怖は、正直感じきれなかった。
あまり中央の座席ではなかったということもあったかもしれないが、
それを確かめるためだけにもう一度観る気にはなれない、そういう映画。
終盤の展開は、納得はできないが、やられた!とは一応思えるぐらいの
大ざっぱながら伏線はあるので、脚本はそれなりに評価したいと思う。

●3本目
『燃ゆるとき THE EXCELLENT COMPANY』★★☆
サイレン

高杉良のマルちゃんを題材にした同名小説が原作。
アメリカ進出を果たした「マルちゃん」を襲うアメリカの荒波に
日本的経営手法で戦いを挑む話。

監督:細野辰興
出演:中井貴一 、大塚寧々 、長谷川初範 、中村育二 、津川雅彦

1000円の前売り券で、劇場窓口でマルちゃんの250円するカップラーメンを
もらったので、実質750円で鑑賞できた素晴らしく経済的な映画。
内容は大前研一なんかが喜びそうな21世紀サラリーマンどもよ目覚めよ!
みたいな話で、昔はビジネスパーソンたちは次々とアメリカに突っ込んで
いったんだよ。今ちゃんと中国とかに突っ込んでいけてる?って具合。
全体的にやぼったーい演出が多いし、とにかく事象が唐突に起こり、
それに対症療法みたいなストーリー展開なので、全体的な流れからくる
面白みと盛り上げが足りない。簡単に言うと古い邦画スタイル。
今のやつらに送るメッセージ映画としてはやや不適な演出だとは
思うが、もちろん興行ターゲットはそっちじゃないので、これは正しい
スタイルなのかもしれない。たまにはこんな映画を、おじさんたちに囲まれて
観るのも経験としては良い。

●4本目
『男たちの大和/YAMATO』★★★
男たちの大和

言わずと知れた戦艦大和を巡る乗務員たちとその家族の物語。

監督:佐藤純彌
出演:反町隆史 、中村獅童 、鈴木京香 、松山ケンイチ 、渡辺大

よもやこんな大ヒットになるとは思っていなかった。だって東映だもん。
ヒットしたって言ってもやっぱり東映なので、内容はアレに違いないと
思っていたのだが、いよいよここまでロングランとなると、いったい
どんなことになっているのか観ざるを得なかった。

結論から言うと、予想よりはるかに良くできた映画だった。
何より大和のセットが素晴らしく、終盤の戦闘シーンはこれまでの
東映のショボショボ映画のイメージを払拭するだけの
気合い溢れる映像に仕上がっていた。
感動作との評判に関しては、まあそりゃ人が死ぬ話どころか、
人が死にに行く話なわけで、これで感動させられないなら、
そんな監督は廃業したほうがいい。見せるべきはそれにプラスして
積み上げられる要素であったはずだが、残念ながらその領域には
達していなかった。

やっぱりクソみたいなテロップとか、うざったい音楽とか、
やっぱりやってしまう古くさい演出手法の数々が使われるあたりは、
流石東映クオリティですなと感心。
今はまだこれでやっていけるだろうけど、そのうちこの会社も
大艦巨砲主義と同じように滅び去っていくんじゃないだろうか。
この映画のヒットに満足して、また同じ場所に留まろうとするんじゃないの?
大和のように時代の犠牲になれるならばまだ良いけど、
何も残さずただ消滅しそうで怖い。


シネマサンシャインで観た「燃ゆるとき」「男たち大和」は共に東映配給。
昭和臭い映画を観たければ東映の映画を観ておけば間違いない。
「春の居場所」の舞台挨拶で堀北にふやけ、「サイレン」で市川由衣萌え
していた僕も、東映様の漢映画を2連続で観たことで、だいぶ漢になれました。
漢なら東映の映画を観るべし!

「2005年の東映配給作一覧」

北の零年
劇場版AIR
ONE PIECE ワンピース THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島
映画 ふたりはプリキュア マックスハート
四日間の奇蹟
フライ,ダディ,フライ
劇場版 金色のガッシュベル!! メカバルカンの来襲
劇場版 仮面ライダー響鬼(ヒビキ)と7人の戦鬼
魔法戦隊マジレンジャー THE MOVIE インフェルシアの花嫁
深紅
鳶がクルリと
まだまだあぶない刑事
同じ月を見ている
映画 ふたりはプリキュア マックスハート2 雪空のともだち
男たちの大和/YAMATO

やっぱ東映すげーな、おいw
ぷりてぃーできゅあきゅあしながらマジレンジャーとは
流石に僕もついていけません。

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Sunday, January 29, 2006

「近づきたいんだ、君に」~CMと映画の甘い関係を願う~

ソルジャー教育も無事かわし、穏やかな日曜日。
ドラマの視聴率とか、1月観た映画とかそれなりに書きたいことも
あるんだけど、今日はなんとなく石川寛監督のことを書こう。

まずは石川監督の最新作、明治製菓手作りチョコレート「前に出るんだ編」
を観ましょう。

この石川寛監督の最新映画「好きだ、」が2/25より公開となる。
好きだ、

もちろん、本業はあくまでCMディレクターだ。

石川監督の代表作は「マシェリ(高橋マリ子、黒澤優)」
「キリンレモン(ともさかりえ)」「爽健美茶(本上まなみ)」
などがあり、最近は「旭硝子、硝子のストーリー(HARU)」
「明治製菓手作りチョコレート(宮崎あおい)」などがある。
CMの特徴はストーリー性が高く、モノローグが使われる事が多い。
美しい日常を切り取っていくことで、そこから商品イメージの向上
に繋げていく。

CMディレクターが監督をやるのは近年珍しいことではない。
むしろ新しい監督が出てきたら、CM監督でしたなんてぐらいの
数の多さだ。

CMディレクターが映画監督する場合、それは鬱屈を晴らすがごとき
作品となりがちである。CMディレクターが映画を撮る理由は
15秒、30秒で表現できないことをやる!というイメージが強い
だろうが、実際は商業主義から離れた作品を作りたい!が実態
であったりする。それは大衆性の排除であり、具体的には絶対にCM
ではできない残虐さとか、強烈な下品さだとか、そういうものに
走ってしまうことも多々ある。
当然そういうものはストーリー性が薄いものになってしまうことも多い。

中にはCMディレクターとしての特性を映画に見事に反映させられる
監督もいる。「下妻物語」の中島哲也監督はその代表例だろう。
CMではコンマ何秒の世界でカット割りを決めていく。15秒、30秒の
尺に全てを完璧に収めるのだから、これは当然のことだ。
映画で同じ事をやれば、とんでもない時間と労力がかかってしまうが、
中島監督は可能な限りこの作業を映画で行おうとしていた。
1シーン1シーンのカットの絶妙な切り方はこの作品の肝であり、
一時も飽きさせない。

さて、石川寛監督のことを書くとかいって、全然書かないまま
ここまできたわけだけど、石川監督は既に映画を撮っている。
2002年に公開された「tokyo.sora」だ。

tokyo.sora

東京の空の下で展開される6人の女性達の群像劇。
日常をうまく切り取り、柔らかいタッチでフィルムに落とし込む。
石川寛監督がこの映画でやった最大のことは、ダイアローグを
全く作らなかったことだった。大まかなプロットは当然あったが、
脚本は実質なしという常識やぶりの手法だった。
自然でやわらかなタッチで、日常を切り出すCMを得意としてきた
監督が、それでもどこまでいってもカッチリとした作りものである
CMから、映画の中でリアルを目指したように、僕には見えた。

そして今回2作目となる「好きだ、」が公開される。
今回は脚本もちゃんとあるらしい。
美しい日常を切り取ることには、抜群の上手さを発揮してきた
石川監督が、それらを紡ぎ合わせて、さらに大きな美しい
物語を作り出す。そういうものになっていることを僕は期待してる。

行定勲監督など、映画監督からCMへという流れも出てきているし、
映画とCMの密な関係は、日本の映像文化をより押し上げる
要素を大いに持っている。映画とTVドラマも交流しているが、
今のところ質という意味では圧倒的にCMとの交流の方に期待している。
現在のこだわりがあまりにも欠如しているTVドラマでは、
のっぺりした商業映画を作るのが限界だと思うから。

とまあ、真面目な方向でこのエントリーを締めようとしているが、
本音は宮崎あおいにいい加減当たり映画をクレ!という
単なる叫びだったりする。

最後にもう一度、、明治製菓手作りチョコレート「前に出るんだ編」
を観て終わっておく。

アミューズCQNに行って「好きだ、」の前売り券を買うと、
石川寛監督CM作品集DVDがついてくる。
上記の宮崎あおいのCM、硝子のストーリー、懐かしい黒澤優のマシェリ
などが収録されており、かなり良い。数に限りがあるらしいので、
興味のある方はお早めに・・・

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Thursday, January 19, 2006

新ドラマ『ガチバカ』1/19~

やっとラストか。TVドラマまだまだ多すぎ。

●TBS 木曜22時『ガチバカ!』

期待度  ★★(あまりにも平凡)

キャスト/高橋克典、井上和香、沢村一樹、手越祐也、増田貴久、黒川智花、小泉孝太郎、滝沢沙織、虻川美穂子、KABA.ちゃん、斉藤慶太、石田卓也、橋爪遼、高部あい、渡辺夏菜、石渡吏奈、渡辺哲、北村総一朗
脚本/旺季志ずか(アットホーム・ダッド)、楠野一郎
演出/松田礼人
プロデュース/貴島誠一郎、橋本孝


【ドラマの出来・・・・・出来云々以前の問題かも】

終わってる学校に型破りな教師がやってきて再生。
「GTO」、「ごくせん」などなど確かにこの題材は数字が取れる題材ですけど、
工夫がまるで感じられない。教師の生い立ちとかの設定とかもう少しひねろうよ。
確かに去年だけで「ドラゴン桜」「女王の教室」「ごくせん」と大ヒットジャンル
ではありましたけど、どれも今までにない学園教師ドラマとしての個性を放って
いたからヒットしたわけで、別に学園教師ドラマだから流行ったわけじゃない。
この辺のあまりの思慮の無さにTBSってダメよねって思わざるを得ない。
特にダメなのが高橋克典がその教師役だということ。タイプとしては教師役
の比重が大きいタイプの教師学園ドラマなのに、意外性の感じられない
このキャストは本当に面白みがない。
あとはせめてドラマとしての完成度だけでも高めて欲しいところ。
個人的には、しゅうをあんなに慕っていた舞子が、高校いったら教師に
かみつく生徒になってしまったという裏設定で楽しむぐらいしか・・・。
あと、「疾走」に出てるジャニ新株手越君がどんなものなのかも視察。
それぐらいしか今のところは興味もてる部分がないや。

【視聴率・・・・・数字を取れる要素が見あたらない】

確かに去年は特に教師モノが大ヒットしたし、過去を観ても「GTO」
だとか「伝説の教師」だとか、教師モノというのは定番の高視聴率ドラマ
ではあります。そうではあるんですが、高視聴率を取ったものはどれも
今までにない型破りな教師像とか、意外性のある教師役キャスト、
時代性を反映したテーマなど、新しい要素が必ず付与されてました。
「ごくせん」だってひょろひょろの仲間が強く、しかも極道の娘だから
いいのだし、「ドラゴン桜」は東大の価値観を崩すから面白いのだし、
「女王の教室」も現行の教育制度への問題提起があったから良かった
わけだし。
そういった要素が今のところ特に見あたらないこのドラマでは、
ハッキリ言って視聴率は見込めないでしょう。
11%前後で終わるんじゃないかと思います。

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Tuesday, January 17, 2006

新ドラマ『神はサイコロを振らない』1/18~

●日本テレビ 水曜22時『神はサイコロを振らない』

期待度  ★★★☆(過度な期待だとは思うが)

キャスト/小林聡美、ともさかりえ、山本太郎、武田真治、成海璃子、市川実和子、尾美としのり、升毅、ベンガル、矢沢心、中村友也、佐々木麻緒、明星真由美、片桐仁、小清水一揮、大川栄子、丸山智己、石橋祐、大杉漣、岸部一徳
原作/大石英司「神はサイコロを振らない」
脚本/水橋文美江(みんな昔は子供だった。、光とともに、ビギナー、しあわせのシッポ)
演出/佐藤東弥、南雲聖一
プロデュース/櫨山裕子、内山雅博


【ドラマの出来・・・・・キャスティングは確実】

はっきりいって過度な期待です。
「すいか」を思い出させるキャスティングだけど、脚本、演出、プロデューサー
など主要スタッフのほとんどは「すいか」のスタッフではない。
それでも期待度が上位になってしまったのは、今クールがそれだけ手薄な
ラインナップであるということ。相対的に観て期待しているのレベル。

とはいえ主要スタッフは昨年の日テレヒット作に関わってきた人ばかり。
そうしたスタッフがこの素材から何を生み出せるのか?という点で、
非常に興味があるわけです。


【視聴率・・・・・そんなもんはどーでもいい】

日テレはもちろん去年以上の視聴率を狙っているだろう。
ただ、ずっと高い視聴率を取り続けるというのは実際は無理な話。
時には視聴率を狙わないドラマを作り、視聴率を取るドラマを
作るための下地を作るということも必要なこと。
去年の日テレが好調だったのは、ここ数年他局よりそうした下地作りの
挑戦的なドラマが多かったことにある。
このドラマに関しても視聴率は良くて12%、下手すれば10%を切る
こともあるだろう。でも、他に発見があればそれで十分だと僕は思ってる。

ただ、もしドラマの出来が良かった場合は、後半視聴率が伸びてきて欲しい。
そういう状態が起きてこないと、TVドラマの傾向は本質的には変わってこない
と思うから。

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Sunday, January 15, 2006

『輪舞曲-ロンド-』初回を観て呆れる

予想を軽く上回る駄作というか・・・
あまりのTBSの浅はかさに本当に失望した。

前のエントリーでもちょっと書いたけど、予想通り「インファナル・アフェア」
をパクっていた。しかし流石TBS様。予想をはるかに上回るモロパクリ。
観ていてこれ訴えられるんじゃないの?っていうぐらいの見事なまでの
パクりっぷり。潜入捜査官とか、潜入マフィアとかの設定ぐらいだけならまだ
なんとか誤魔化せなくもなかったけど、ロケ地の選び方とか、音楽の入れ方、
使っているギミックまで一緒なのには呆れた。
ハリウッドでさえリメイク権買って、リメイクしてるのに・・・
流石にこれは問題になるかもしれないので、ある意味注目。

「インファナル・アフェア」はここ数年の中で観た外国映画では
かなりお気に入りの作品。外国映画でDVD買ったのもこれだけ。
それくらい好きな映画なので、本当にむかついた。
パクるのも腹立たしいんだけど、それに輪をかけて品質まで
悪いとなるともうね・・・

まず演出がとてもとてもお安い。
安っぽいCG、安っぽいカット割り、がちゃがちゃと画面をかき回すだけで、
はっきりいってただ観にくいだけの無意味なエフェクトの多いこと多いこと。
「逃亡者」の時と基本同じ演出手法をとっているんだけど、さらに五月蠅く
なった感じで、本当に鬱陶しいことこの上なかった。

さらにキャストも予想通りの微妙さ。チェ・ジウにちっとも華が感じられない。
竹野内豊もなんか下手になったんじゃない?ぐらいの台詞回し。
もこみちがまともに見えるぐらい、全体レベルが押し下げられている。
ベテランの演技もやたら軽く見えるし、この辺は演出の安っぽさが
大いに影響している。画面をとりあえず暗くしとけばいいとか、実に稚拙。

さらにさらに脚本もひどい。途中まではまあ普通かなあぐらいだったが、
台詞は浅くて短絡的、展開もご都合主義を多用しすぎ。
全く行動原理がわからないまま話が進んでいく不愉快さったらなかった。

TBSは本当にもうダメなのかもしれない。制作力が低すぎる。
まだ観てない「白夜行」だけはなんだか良いらしいという評判を
聞いているので、それだけが最後の望み。


それにしても、本当に酷かった。

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新ドラマ『輪舞曲-ロンド-』1/15~

オンエアギリギリであげてみたり。
もちろん、単純に書いてなかっただけなんですが、
その程度のどーでも良さです。


●TBS 日曜21時『輪舞曲-ロンド-』

期待度  ★☆(今更感たっぷり)

キャスト/チェ・ジウ、竹野内豊、木村佳乃、佐藤隆太、速水もこみち、市川由衣、シン・ヒョンジュン、イ・ジョンヒョン、石橋凌、風吹ジュン、塩見三省、岡本麗、ウエンツ英士、ベッキー、ムッシュかまやつ、森下千里、橋爪功、杉浦直樹
脚本/渡邊睦月(逃亡者、ケータイ刑事銭形泪)
演出/平野俊一、生野慈朗、山室大輔
プロデュース/植田博樹、吉野有子、Chung Tae Won


【ドラマの出来・・・・・今更韓流?】

僕は竹野内豊、木村佳乃は比較的好きな役者だし、
脚本の渡邊睦月は江口洋介版「逃亡者」のセカンドライターなので、
その経験が今回のドラマで生かされて欲しいなとは思ってる。

しかし、設定、あらすじを読む限りでは。迷作「二千年の恋」を彷彿とさせて、
すげー嫌な予感がするし、「インファナル・アフェア」の影響を受けている
んだろうなってのが即わかる感じも嫌だ。
何かに影響を受けるのは当たり前のことだから、全く問題ないんだけど、
そういう要素の寄せ集めをうまく処理して、まとめられるセンスとかが、
感じられないのが今のTBSドラマ。
このタイミングで韓流を武器にしてみたりするセンスとか、
タイトルのセンスとか、いろんな点で安っぽさがにじみ出る。

素材をうまく生かせない。去年TBSが低迷した最大の原因である。
ドラマのTBSと言われてきたその実力を取り戻す、そのキッカケだけでも、
このドラマが見せてくれることを祈るばかりである。


【視聴率・・・・・今更韓流?】

別に韓流を否定するわけではないけど、TBSが欲しがっている視聴率の観点から
言えば、マジ遅い。電車男より遅いんだから、時機を逸しているのは明らかだろう。
もちろんブームの真っ直中でチェ・ジウをキャストすることは難しかっただろうが、
そんなことは視聴者には関係ない。
まあ、そもそもチェ・ジウ自体の人気が微妙っていう点の方を考える方が先だったかも
しれないが・・・。

そして、ここのところの日曜21時枠の大不調っぷりも影を落とす。
昨年放送の「Mの悲劇」「あいくるしい」「いま、会いにゆきます」「恋の時間」の
平均視聴率はどれも13%以下。TBS日曜ドラマの伝統もへったくれも
ないぐらい低迷しているのである。特に「いま、会いにゆきます」の失敗は
映画→ドラマの流れの中で視聴率を狙いにきて外してるし、「恋の時間」の
企画、キャスティングの凡庸さはあまりにも酷すぎて、この枠自体への
視聴者の信頼感はだいぶ低下してしまったのではないかと考える。

今更チェ・ジウ、日韓合作ぐらいでは視聴者も踊らされることもないだろう。
14%ぐらい取れれば良い方じゃないだろうか。枠のポテンシャルを考えると
悲しいぐらい低い数字だけど。

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Saturday, January 14, 2006

新ドラマ『氷壁』1/14~

●NHK 土曜22時『氷壁』

期待度  ★★★☆(骨太ドラマ枠、NHKにしかできないドラマを・・・)

キャスト/玉木宏、鶴田真由、山本太郎、武田真治、吹石一恵、高橋克実、伊武雅刀、吉行和子、石坂浩二
原作/井上靖「氷壁」
脚本/前川洋一(高原へいらっしゃい、麻婆豆腐の女房、女子アナ。)
演出/長沖渉、土屋勝裕
プロデュース/佐野元彦、青木信也


【ドラマの出来・・・・・重厚であるということ】

原作は井上靖の「氷壁」。分厚い小説である。
民放でも一昨年あたりにこうした重厚な作品を多数ドラマ化する動きがあった。
しかしそこにはどうしてもトレンディ色が滲み出てしまっていた。
民放はキャスト面での影響も大きいし、どんなに暗いドラマを作っても、
合間にはノーテンキなCMが流れてしまうし、撮影手法に軽さが出てしまうことが多い。
だからこそ、重みが必要なドラマはNHKが最適なのだ。
過去いくつかのNHKの単発のドラマで、この手の作品を観てきた経験からそう思う。
先日放送された「クライマーズ・ハイ」も決して内容の優れたドラマではなかったが、
それでもNHKであることによって、必要十分なだけの重厚感は備わっていた。
今回もドラマの出来としては予測がたてづらいが、この手のドラマに求められる最大の
要素は重みである。それを演出できるというだけで、この枠には価値があるし、
よりいっそうの価値が出てきて欲しいと思う。


【視聴率・・・・・新スタート枠なので、正直難しいが・・・】

前番組である「サタデースポーツ」は11%前後は取っていたので、それくらいは
欲しいところなのかもしれないが、そこまで取れるかは疑問。
しかし、そんなことはどうでも良い。大事なのはNHKにしか作れないドラマを
作り続けることだ。視聴率を求めるな!とまでは言わないが、少なくとも
長期的視点で、この枠のドラマには取り組んでもらいたいものである。

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